海浜鉄道日誌

ローカル鉄道・地域づくり大学東京講座 これも好評

10日、ローカル鉄道・地域づくり大学東京講座Vol.2が開催されました。

場所は、神田明神。

参拝客輸送を目的として開設された旅客鉄道も多く、神社と鉄道は切っても切れない間柄です。

そして、地域づくりという課題は、神社も鉄道も共通。

また、こちらの二之宮少彦名命は、大洗磯前神社からお越しになられた、というゆかりも。

この日の講座では、権禰宜の岸川さんから貴重な都電と神田明神の写真を披露していただくなど、最初からフルスピード状態。

続いて、岡山電気軌道・和歌山電鉄の礒野専務からは、生々しい「両備バスの取り組み背景と現況」。

銚子電鉄竹本社長からは、ローカル鉄道の常識をはるかに超えた銚電の過去・現在と活性化アイデア。

その後は、これだけの突拍子もないともいえる材料を俎上に、いったいどうまとめるのか、過去のアジェンダから今回に結びるけるべくパネルディスカッション。

コーディネーターの予告どおり、まとめ切ることはできなかったものの、ローカル鉄道・地域づくり大学の一つの目的である地域鉄道の活性化の材料は十二分に提供できたと思います。

両講座参加の皆さんは、一気に知見が深まったことと思います。(自分もそうです)

来年もこの日程がよろしいようです。こっちの身は大変だけれど。

なお、みなさんからご指摘があったとおり、これからはこういう事例紹介だけでなく「地域鉄道と地域の活性化のバイブルと人材づくり」を具体的に進めなければいけませんね。

さらなるご協力をお願いいたします。