海浜鉄道日誌

ごめん・なはり線シンポ 土佐くろしお鉄道も奮闘中

 7月1日、安芸市で「開通10周年記念 県民の夢を運ぶ"ごめん・なはり線"シンポジウム」が開催されます。

 詳細はこちら↓

 http://gomen-nahari.com/gona_event12/index.html

 先日、この打合せも兼ねてごめん・なはり線活性化協議会の皆さんが視察にいらっしゃいました。

 大都市圏から離れ、しかもいくつもの市町村をつなぐ同鉄道。さぞ自治体間の調整や経営も難しかろうと思いきや、沿線ゆかりのやなせたかしさんの協力によるキャラクター展開や、高校の学区制廃止による通学地域広域化などをうまく利用うることにより通学利用が増加するなど大健闘、沿線外の市町村も含めて鉄道維持に大きな異論が出ていない、とのこと。

 それでも、「開通10周年を機に改めて鉄道の社会的価値を見直し、鉄道の楽しみ方や鉄道を利用した地域活性化の方策を探りたい」ということで、こちらに基調講演の依頼がありました。

 認識を新たにさせていただきました。こういうハイレベルの事例が地方に存在していたとは。現在準備中の鉄道・まちづくり大学の重要なアイテムになりそうです。

 このレベルの人たちに、はたしてどんな話をすればいいのやら。悩みが一つ増えました。