4日、大井川鐵道視察。
今さらながら、ここもまた先進事例として貴重な事業者です。
この日は、井川線の途中駅からクラブツーリズムの団体利用あり。
規制厳密化により、首都圏からワンマンでの貸切バス日帰りが困難になった同鉄道。
ならばと、1泊2日の行程で誘致に成功しているようです。
さすが。
年末のクラブツーリズム、年始の読売旅行と催行中止が続いた湊線。
その差を謙虚に研究する必要がありそうです。
立地的には恵まれているんですからね。
鉄道むすめ。
SL目当ての鉄道ファンやトーマス目当ての家族連れ、温泉客、それらの顧客に加えて、しっかり新規開拓を進めています。
井川駅には鉄道発見伝のスタンプもありました。
そしてなによりすごいな、と感じたのが路線バスの活用。
終点井川から一つ目の閑蔵駅から千頭駅までの路線バスを井川発の列車に接続。
こちらは、道路をまっすぐ下って行くので千頭駅まで所要時間30分。
2日フリー券があれば、追加運賃はなし。
井川線より50分早く到着です。
途中には、奥大井湖上駅をながめられるスポットも。
往路で十分車窓風景を堪能したお客さまに、こちらで早回りしてもらい、千頭駅近辺で観光やお買物。
千頭駅前は、鉄道利用者を含めた観光客に向け、名産のお茶屋さんや食堂などが軒を連ねていて「これぞ観光地の駅前」と言う雰囲気。
線路を渡ると道の駅も。
いいなあ。
そして、素朴な感じの食堂でもPayPayが。
お店の方のお話では、結構使われている、とのこと。
駅前活性化と観光誘致のお手本ですね。
地域鉄道の活性化。
なんだか、どうにでもできる気がしてきます。