次世代移動サービスMaaSへの取り組みが、国内あちらこちらで始まっています。
究極的目的は「アプリを活用したオールインワン」でしょうか。
このため、どの事例もお金と手間をかけるかなり大がかりな計画となっています。
Suica導入もままならない小規模事業者の目で見ると「もっと簡単なところから始められないかな?」という気もします。
ひたち海浜公園他ひたちなか市内を不自由なく巡ることができるように、まず紙様式の「ひたちなか市内湊線・茨交バス・スマイルあおぞらバスフリー乗車券」発行。
これに海浜公園入園券を添付。
運賃・料金割賦は、行政の仲立ちで各事業者が譲歩もしつつ納得のいく金額で設定。
海浜公園入園料は、使用実績に応じての清算でもいいかも。
これが軌道に乗った時点で、アプリ化。
タクシーなどは、条件に折り合いがついた時に参入。
海浜公園へのインバウンドのお客さまにとって、鉄道・バス自由に選べることが「ストレスフリーな移動」につながるのでは。
コンパクトに公共交通機関と観光地がまとまっているひたちなか市は、「できることから始める」いい実証実験ができると思うのですが。