海浜鉄道日誌

ウオーキング JC 読売旅行

 23日、土曜日。

 朝からウオーキング協会のご厚意による古墳ウオーク。湊線活性化のため、平磯駅に集合し阿字ヶ浦駅まで沿線の古墳を見学しながらのウオーキングです。参加者は、なんと50名。主催者からは「一時黒字になったもののコロナで苦境に立たされている湊線」と、まるで関係者のように内情を理解していたいている説明が。ありがたいことこの上なし。

 ちなみに、ひたちなか市内には140余基の古墳が現存し、その大半が湊線沿線に集中している、とのこと。驚いたことに、ホテルニュー白亜紀玄関先の駐車場にもいくつも。他にも、旧磯崎小学校の敷地内とか、沿線の道路とか…。全然、気が付きませんでした。

 これは、あらためて古墳と絡めたイベントを考えないと。

 みなさんを見送って那珂湊に戻り、11時からはJCからのご紹介で昨年度開校した中高一貫校勝田中等教育学校の代表5名の職場ヒアリング。

 約1時間で車庫見学と質疑応答、そして湊線の現況など。ちょっとは、ひたちなか市の公共交通政策の先進性を感じてもらえたかな。

 同じ時間に、一組の親子の夏休み研究の対応。うれしそうだったなあ。もう少し時間があれば、さらにわかりやすく説明してあげられたけれど。

 一休みして、夕方からは読売旅行団体の受け入れ。こちらは、阿字ヶ浦から那珂湊までキハ205貸切、そのまま車庫見学。さらにグッズ購入後は、勝田に向かい臨時特急夏休み大洗・ひたちなか号でお帰り。

 結構マニアチックな行程なので、鉄道ファンが多いだろうなと思っていましたが、さにあらず。シニアのご夫婦や物静かな男性一人旅などごく普通に(鉄道ファンが普通じゃないと言っているわけではありませんよ)旅を楽しむ方が多く、マニアチックにならぬよう、ちょっと気を付けてお話させていただきました。

 また、1日を通して観光のお客さまも、かなり。

 やっと、人が動き出した感じです。

そして、みんなが湊線を気にかけてくれて。

 コロナ第7波。この流れに水を差すことがないことをお祈りします。