海浜鉄道日誌

20キロコース前半再探索 徒歩じゃなければ動けない おすすめ

日本市民スポーツ連盟イヤーラウンド認定コース ひたちなか市C「古代遺跡と中生代白亜紀層海岸」20kmコース。

「ステーションオーナーとして、コースを知らないことはよろしくないな。」ということで、9日に前半部分だけを再探索しました。

2度目の挑戦です。

1度目は、横着してクルマで回ったところ、通行不可能な場所が多々。

よって、今度は自転車で。

はっきりいってすごいです。

まず、最初のポイント水車場跡手前が「こんなところ曲がるの? ここに入るの?」状態。

が、真ん中に轍があるだけまだ道らしい。

寺前古墳を過ぎて、湊線踏切に降りるまで。

こんどは、うっそうたる林の中のさらに細い道を急こう配で下ります。

対向の自動車が来るとびっくりします。

「一応、車が通れるんだ。」

踏切を渡って、田んぼ道をしばらく(いや、結構)歩き、高速道路をくぐって、橋と言えないような取水口の通路を渡って…。

さらに「イヤーラウンドコース 十五郎穴は右折」の案内板がないと多分通り過ぎたであろう地味な道に入り込んで、十五郎穴。

丘の斜面に穴がたくさん。一人で見ていると、ちょっと不気味さを感じます。

で、ここからがさらにすごい。

ほぼ獣道です。しかも結構な登り勾配。でもって、落ち葉がいっぱい。

 

こわい看板もあります。

「マムシに注意」

ここは、ひたちなか海浜鉄道ご自慢の電動アシストサイクルも走行不能。

降りて自転車を引くことに。

途中には赤いコーンが2つ。

「車両進入禁止」

言われなくても入れません。

しばらく歩くと小佐原画伯デザインによる案内板が。

やっと虎塚古墳まで到達できました。

ここからは、芋畑の中を歩きます。

久しぶりに舗装された道を歩きますが、保育園とお寺が見えてくると、その間に進入。

ここからがまた「林の中の、人しか入れない、下り急こう配」の小径。

やがて視界が開けて水田地帯。

なんだかほっとして、そうするとかわいく見える小さな橋を渡って、右手に見える工業団地に入り込み。

これまでと打って変わって、営業車や大型トラックが時々通る敷地外縁部を歩き、今度はまた「車止めがあって人しか通れない道」を約10mだけ進んで、4車線道路同士が交差する大きな部田野交差点へ。

これで全行程の1/3くらいですが、あとの2/3は、ほぼ舗装道路です。

今日はここまで。

20kmコース、さわりだけですがおなかいっぱい堪能させていただきました。

徒歩じゃなければ進めない。

幕末の歴史あり、趣の違う古墳あり、けもの道あり、いも畑あり、それでいて高速道路とか工業団地とか大きな交差点も。

ドキドキワクワク、蜜がなさ過ぎて、ときにはちょっと不安にもさせてくれます。

ニューノーマル時代におすすめ。

ぜひ一度お越しを。