海浜鉄道日誌

予算査定 感慨と厳しさと

1月30日、令和2年度予算査定。

12年前、ひたちなか海浜鉄道は分社化でスタート。

経営トップも開業時に就任。

予算、資金繰り、労務管理など、全てがゼロからの出発でした。

初年度は、市の試算した予算を見ながら茨城交通時代の流れをひたすら引継ぎ。

2年目以降も、前年度の収支を判断材料に加え、人事も含めて少しずつ修正と体制固め。

各部署から要望を集め、査定、予算確定という「普通の企業並み」の流れができたのが、やっと数年前という状況です。

「ここまで来たか。」

書類を精査しながら、少し感慨にふけったりします。

が、予算作成自体も体制もまだまだ改善の余地あり。

そして次年度は、国体などの特需もなく、インバウンドの送客にコロナウイルスの影響が懸念されるなど、近年にない厳しさが。

ちっとも楽になりません。

なんだか、湊線はいつも天から「もう一つステップアップせよ! 可能な限りがんばれ!」と試練を与えられている気が。

がんばりましょう。