海浜鉄道日誌

インターンシップ受入 得るもの多し

先週末、今週末とインターンシップの学生を受け入れています。

23日と30日から、それぞれ5日間、2日間の2コースずつ。

28、29日は、その合間で前半の振り返りと後半の準備です。

ひたちなか海浜鉄道の取り組みは、結構注目を浴びているようで、どのコースも募集開始から間もなく想定受入数をオーバー。

大手企業のような綿密で質の高いプログラムを組めるわけではなく、また鉄道事業者として大手やJRと同等に考えてもらうと申し訳ないので、そのあたりをしっかりと説明して、各コース2~3名に絞り込んでの開催です。

それでもと参加してくれた前半の学生諸氏は、地域活性化、鉄道、観光などそれぞれの取り組んでいる分野を究めたい、ということで熱心に取り組んでくれました。

研修は、あえて八朔まつり開催日と重ねて行い、地域や応援団との連携を直で体験してもらう他、平日には駅、事務所、運転士の運用など小さいながら多岐にわたる業務を全般的に実体験してもらい、ローカル鉄道と地域の現状をなるべく細かく視ていただきました。

プログラム全体がかなり体験型で反応が心配でしたが、おとなしい感じだった研修生も最終日にはかなり自分たちの意見を出してくれるようになり、予想以上の達成感を得ることができました。

また、続けるうちにあらためて社業務の改善点が洗い出されたことも収穫です。

彼らは現在大学三年生。2年後、誰かが会社の一員になってくれるのでしょうか。