海浜鉄道日誌

しごと能力研究学会 インバウンド対応参考に

20日、市内の某巨大メーカーさんからお誘いをいただき「しごと能力研究学会」の講演会に参加しました。

場所は、岩手の花巻温泉。

インバウンド対応についてのお話です。

花巻温泉取締役佐藤セールス部長のお話はいろいろと参考になりましたが、印象に残ったのが

「”君の名は”の聖地として秋田内陸縦貫鉄道に世界中から人が訪れている。そのお客さまにお泊まりいただきたい。」

「温泉街にツルハドラッグを誘致したところ、宿泊のインバウンドのお客さまのお買い上げでグループトップクラスの売上を上げている。」

の2点。

近所のアニメの聖地を取り込もうとしているところは、湊線と同じ。シンパシーを感じます。手法を習わないと。

そして、ドラッグストアがインバウンド取り込みに有効なところ。

那珂湊駅近辺では、ツルハドラッグは、ついこの間撤退したばかり。

最近、おさかな市場へ向けて、インバウンドのお客さまがたくさん湊線をご利用になります。

こうした皆さんにきちんと情報伝達しておけば、那珂湊店も活性化できたかも。

いや、現在もドラッグストアは駅近辺に4軒もあり過当ともいえる競争をされているようですが、こちらがずっと共存できて、地域の便利さを維持できる秘策になるかも。

他にも空港対策や鉄道廃線跡の利用状況などもお帰りのクルマの中で。

どのお話も目から鱗。

やっぱり成功している方のお話は聞いてみるものです。