海浜鉄道日誌

上期成績速報 人員99.93% 収入100.04%

平成30年度上期(4~9月)の営業成績速報値が出ました。

輸送人員は昨対99.93%の524,074人(-366人)、営業収入は同じく100.04%の136,000,506円(+56,350円)。

昨年の2万5千円の黒字とか、輸送人員が100万人を980人だけ超えたとか、どうもひたちなか海浜鉄道は微妙な数字に呪縛されているようです。

輸送人員については、いよいよ少子化の影響が出てきて通学定期旅客が97.4%(-5,074人)と減少傾向にある他、春のネモフィラの早咲きでずいぶん観光のお客さまの取りこぼしがあったことを考えると、健闘していると思われます。早咲きに合わせてシャトルバスの運行を早めたり、沿線のイベントとこまめに連携したことが歯止めになったと推測されます。通勤定期が101.2%と安定していることも効いていますね。あとは絶好調でスタートした下期次第です。

営業収入も、どうにか前年水準を維持できました。これから広告やロケの受け入れを増やしていけば、まだまだ上が望めそうです。

ちなみに、燃料費の高騰などで経費は昨年をかなり上回り、2年連続の単年度黒字へのハードルは、かなり高い感じです。

がんばっていきます。より一層のご支援を。