4日、海辺の鉄道の話の衣装として使われた制服が返ってきました。
きちんとクリーニングされて。
見ていると、あらためてあの舞台が思い出されます。
ひたちなか海浜鉄道開業前からの10年間を凝縮した2時間。
廃線危機と震災を、みんなで力を合わせて乗り切って元気になった歩みをきっちりと追い、最後は延伸という希望につなぐエンディング。
俳優さんたちの熱のこもった演技や地元小学生がフィールドワークで作り上げた舞台道具なども相俟った素晴らしい劇は評判を呼び、日を経るごとに観客が増加、千穐楽は札止めとなる人気ぶりでした。
そのすばらしさにハンカチを手にする観客も多々。
上演が終わった後も水戸芸術館では湊線グッズが売れ続けていて、今週末まで販売期間を延ばすことになりました。
題材となった自分たちも、淡々と残してきた足跡を光輝く芸術に高めてもらったことにただ感動。
DVD化されないでしょうか。もしかしたら映画化?
みなさんがおっしゃるように、もっともっと多くの人に観ていただき感動を分かち合いたい、というのが今の気持ちです。