22日の台風も、湊線には大きな影響はなく、特に風の強い時間のみ徐行運転、最大遅延7分で乗り切ることができました。
鉄道事業者にとって、安全・安定輸送確保は一番の使命。
どうにか果たせて、ほっと一息、といったところです。
あらためて感じるのは、線型の良さ。
大きな橋梁も高架もなく、最急こう配は10‰。
強風などの影響を受けにくいため「常磐線が停まっても、他社線が停まっても、湊線だけは動いている」という信頼度の高いものとなっています。
これが、荒天時の利用促進に結び付いていることは間違いのないところです。
敷設にあたっては、いくらか紆余曲折があったようです(100年史参照)。
が、とにかく、こうしたことを見込んで線路を敷いてくれた先人の見識に敬礼!