海浜鉄道日誌

関東営業研究会 フォトロゲイニング

関東地区の民営鉄道事業者の集まりである関東鉄道協会。

「地域の鉄道が、増客・増収に資する新たな営業施策を研究する場」として、今年「関東営業研究会」を発足させ、20日が2回目の研究会でした。

こちらで提案されたのが「フォトロゲイニング」。

かいつまめば、あらかじめ設定されたチェックポイントを一定の時間内に巡って得点を競うというもの。

遠くのポイントほど高得点に設定されているため、”近くをたくさん回ってこまめに得点する”か、”遠くまで行って一発で得点を稼ぐ”か、頭も使うスポーツだそうです。

湊線での実施を想定してみましょう。

スタートを那珂湊駅、チェックポイントを海浜公園や反射炉などの施設やお店に置きます。

参加者は、鉄道を利用してくれるとともに、チェックポイントを回るごとにひたちなか市の名所旧跡や名物に直接触れることとなり、絶好の観光アピールとなります。

全ポイントを1日で回ることは不可能ですから「ここには行けなかったけれど、今度は旅行で」というリピーター化も期待されます。

おもしろそうですね。

すでに小湊鉄道では実施された由。今度こっそり実情を聞いてみましょうか。

営業が弱点かな、と思われてきた地域鉄道業界。ちゃんと情報の共有も勉強もしていますよ。