25日、箱根登山鉄道におじゃましました。
並行するバス路線があります。道が空いていれば、スイッチバックでえっちらおっちら登る鉄道はスピードでまったくかないません。
鉄道終点強羅駅からさらにケーブルカーで早雲山へ。
路線バスなら小田原から直通です。
普通だと鉄道に勝ち目がないわけですが、現実は逆。
ゴールデンウイークもとっくに過ぎたのに、鉄道の車両は午後になっても上下とも超満員、しかもシニアのお客さんが目立ちます。
渋滞なども理由でしょう。が、それにも増して鉄道自体の魅力で、乗り換えなどのハンデを乗り越えているんでしょうね。かなり暑かったこの日、非冷房車も大活躍でしたが皆さん不満の表情はなし。それよりもスイッチバックや沿線の風景に歓声が上がり、こころから旅を楽しんでいらっしゃるご様子でした。
そして箱根湯本に着けば、至れり尽くせりの小田急ロマンスカーが待っています。小田原まで行けば新幹線も。
箱根を海浜公園に読みかえて、登山鉄道を旧型車両に読みかえて、ロマンスカーをスーパーひたちに読みかえて…。
ものすごく参考になるような気がしませんか。湊線もまだまだ伸びる要素がありそうです。