11月の各駅現金収入は、前年比80.1%。
今年度、80%を超えたのは、6月以来2度目です。
6月は、観光の入込が少ない月であることに加え、休校だった高校が再開し皆さんが定期券を購入された結果、前年並みの数字となりました。
最盛期に比べ少ないとはいえ観光の入込が見られる11月は、その減収分が響いているようです。
合わせて、通勤需要の減少とクルマによる登下校送迎が少し増えたことも。
回復基調にあるとはいえ、厳しい数値です。
鉄道業界では「以前の状況にはもう戻らないだろう」としきりに言われていますが、湊線ではこのあたりが今後の標準になるのかもしれません。
慎重に今後の経営計画を練り直す必要がありそうです。