ウイズコロナの時代、ひたちなか海浜鉄道は安定経営ができるでしょうか。
ここ数年は、ご利用も安定し収支均衡状態にある湊線。
先述のとおり、昨年度の旅客運輸収入は約2億円です。
これが10%落ち込むと、減収額は2千万円。
この水準だと、経費節減や営業努力でカバーできると思われます。
車両の貸切(10万円)など、まだ喜んでいただける施策はいくつもありそうですから。
20%まで行くと?
減収額は、4千万円。
これは、きついですね。
営業努力の限界を超えており、抜本的な経営刷新が必要になるものと考えられます。
通学利用のさらなる促進、通勤需要の掘り起こし、観光対策の二の矢・三の矢、運賃収入以外の新たな増収策…。
各種イベント中止で時間に余裕があるうちに、このデッドラインを超えない策をしっかり練っていくことが必須です。