21日、お招きがあり日本交通協会「午さん会と講演会」でお話。
初めて知ったのですが、その歴史の古く重いこと。
設立はなんと明治31年11月。創始時代の歴代会長には大隈重信等明治政府の元勲が名をつらね、以来100有余年に及んでいますが、平成24年4月に一般社団法人としてスタート(同協会HP抜粋)
そんな高尚な協会で講義などおこがましいような。
ちょっと恐縮しましたが、とにかく共創をテーマにこれまでの湊線の取り組みを70分ほどお話しさせていただきました。
結果。お話ししてよかった。
質疑応答の水準がすごく高く、勉強になるのです。
例えばスピードアップについては「(50km/hから60km/hへの)20%の速度向上では、相当の設備投資が想定されるが、どうだったのか」など。
「引き継いだ路線が、PCマクラギ化、40Nレールへの重軌条化されており、若干のカント修正で済んだ」と、お返事されていただきましたが、最急こう配が10‰、長大橋梁などがないことも言っておくべきだったかな、などと思い返し、あらためて自社の強みを再認識することができました。
その他にも、無報酬で市民が協力してくれる体制の構築方法など、みなさんがそれぞれ直面している課題が見える質問がいくつも。
このまま、討論会に入れば得るものが大きいだろうな、と思いつつ、予定を10分ほどオーバー。まだまだ時間があれば、という雰囲気で終了。
いくつかの人のつながりもできました。5月には旅行部で視察にも来ていただける、とのこと。
今後に向けて、得るものが大きい1日となりました。