延伸を祝ってもらった翌早朝、会津若松へ向けて出発。
お招きを受けて磐越西線全線開通110周年記念講演会でお話。
湊線とお年もほぼ同じ、本線筋とそこから離れた地域を結ぶ都市間輸送に観光地が絡む沿線特性も同じ。お互い得るものがある会となりました。
「面白いな」と感じたのは、高速バスとの関係。
郡山・会津若松間は磐越西線が60分ヘッドのほぼ等時隔ダイヤで、17往復。
高速バスがほぼ30分間隔の31往復。
運賃は、ほぼ同じ。所要時間も、ほぼ同じ。
試しに復路はあえて高速バスに乗ってみましたが、快適で遅延もほとんどありません。
磐越西線も新幹線や東北本線との乗継で利便性が高いようで、乗車率もそこそこ。
両雄並び立つ、と言う感じでしょうか。
これがコラボしたら…。
新幹線駅から大観光地へ、そして地方都市間アクセスとして「所要時間1時間、20分ヘッド、片道1000円少々」という使い勝手のいい公共交通が実現しそうです。
お互いそこそこ実績を上げているので、そこまでは考えないのかなあ。
岡目八目、責任のない立場だといろいろ思いつくようで。