23日、日本民営鉄道協会地方交通委員会。
文字どおり、地域鉄道事業者で構成する委員会です。
人事案件に続き、次年度の税制改正要望・予算概算要求の概要についてなどが議題。
その後、国交省から来賓を招いての情報共有。
ためになるお話はいくつもあったものの、特に気になったのが「公共ライドシェア・日本版ライドシェア」について。交通空白の解消のためこれらを活用する必要がある、との見解です。
質疑の中で「交通空白については、那珂湊駅前のように渋滞により平常な公共交通の運行ができないケースも視野に入っている」というニュアンスの返答をいただき、ちょっと心の中に希望が。
渋滞でタクシーも来ない、バスも動けない。そんな状況を「市町村やNPO法人などが自家用車を活用して提供する有償の旅客運送(=公共ライドシェア)」「タクシー事業者の管理の下で地域の自家用車・一般ドライバーを活用した運送サービス(=日本版ライドシェア)」を導入すると、大洗方面(特にアクアワールド大洗)への公共交通が充実しそう。
落ち着いて検討してみましょうか。これからの公共交通活性化は「共創」「リ・デザイン」がキーですから。