海浜鉄道日誌

那珂湊花火輸送 もう1ランクアップ可能

 7日、那珂湊海上花火大会。

 好天にも恵まれ、多くの方に湊線でお越しいただきました。

 収入も好調。まずは、ほっとする結果です。

 が、まだまだ改善の余地はあり。

 20時終了に合わせて、20時17分発定期列車は輸送力の大きいオールロングシート車に。これは良かったのですが、車両検査の都合上3両の中にキハ205を充当したため、こちらが若干のネックに。来年以降は、車両検査とイベントのスケジュールを調整する必要がありそうです。

 また、打ち上げ終了を待たずに早めに帰宅する人もかなりの数に。上記列車に先行して臨時便を設定することも要検討です。それで次列車の混雑が多少緩和され輸送力に余裕ができそうです。また、キハ100型が予定どおり運用に入ってくれれば、これを活用して臨時便も3両編成の運行が可能になります。

 よって、同じ編成の20時32分発臨時便も輸送力が大幅にアップ、より多くのお客さまに余裕を持ってご利用いただけそうです。

 これらが奏功すれば、この後の20時53分の定期便でほぼ輸送は完遂できるものと思われます。

 臨時便の運行による多少のダイヤ変更はやむを得ないかと。

 あとは、お客さま対応。

 各便とも車両中央部には若干の余裕があるにもかかわらず、入口付近が混みあい乗車できないお客さまが相当数。その列車を見送ったあるお客さまのつぶやき。

「湊線だね。山手線とは違うねえ。」

 何の効果もない案内は無駄なだけ。工夫によりもっと多くのお客さまに早い時間にお帰りいただくことが可能でしょう。なにかアイデアがあれば。

 次年度に向けて、前向きの検討課題がいくつか感じられた特別輸送体制でした。