4日。株主総会の承認を受けて、令和5年度の決算発表。
輸送人員は過去最高の116万人。営業収入もアップ。
それにつれて収支も大きく改善して、当期最終損失は713万円の赤字。
もう一歩でした。
経費削減に努めましたが、燃料費の増加等もありこういう結果に。
象徴的だったのが、人件費の増加と最終欠損の数値がほぼ一致したこと。
企業組織防衛のための賃上げ分が、ちょうど赤字額となった感じです。
さて、今年度。観光客は復調傾向にあるとはいえ、定期旅客は相変わらず減少傾向。また、昨年のデスティネーションキャンペーンの勢いが今年も続くのか、気になるところです。
燃料費他諸経費も下がることはなさそう。
厳しさを乗り越えるパワーと知恵が必要だと痛感します。