海浜鉄道日誌

県地域交通政策推進協 バスはもっと厳しいな

 13日、令和6年度第1回茨城県地域交通政策推進協議会に出席。

 こちらは、主に路線バスの維持・活性化がテーマになる感じです。

 他山の石とまでは言えないけれど、鉄道事業者として傍目八目的な視点でお話を聞いていると「やっぱりバスは鉄道よりも大変だな」と実感。

 地域間幹線系統に分類される路線でも平均乗車密度が5.0人を割り込むものや収支率が55%を下回るものがたくさん出てきているようです。

 自分が補助事業に携わっていた頃は、乗車密度5.0以下の路線は、田んぼや山間部を走るローカル路線だったんですが…。(あ、もう20年以上前でした)

 また、関東鉄道グループでは経営効率化なのでしょうが、関鉄観光バスが路線を関東鉄道バスに移管し乗合事業から手を引き協議会委員を退任されることも承認されました。

 こういう実態を見せてもらうと、湊線は恵まれているな、とあらためて感じます。努力次第では伸びる余地があるし、まわりのみなさんが助けてくれるし。(決して路線バスがそうじゃないとは言ってませんが)

 やる気をもらいました。がんばらないと。