海浜鉄道日誌

地震 無賃送環 最終便接続

 1日、令和6年能登半島地震。

 帰省のため初日の出列車対応の後、東京駅から北陸新幹線14時52分発かがやき533号に乗車。

 16時10分過ぎ、長野駅到着前に急制動がかかり緊急停車。停車前から列車内でも感じる揺れ。

 そのまま1時間余り停車。施設点検のための停電と通電を数回繰り返し、長野以南の運行が再開され長野駅へ。長野以北の運行が見込めないため、帰省を断念し折返し。

 長野駅では、始発となるあさまと既に1時間以上遅延のかがやきが停車中。無賃送還を選択し、かがやきの空席へ。

 19時20分過ぎに出発。車内は各デッキに10名程度立ち客がいる程度の乗車率。上野までの所要時間を2時間弱と多めに見て、上野発21時30分のときわをチケットレス予約。

 が、運行再開後の列車が集中し高崎以遠遅延が増幅し、結局上野着は21時30分。チケットレス特急券は、大宮近辺で22時00分発のときわに変更。こういう事態の場合、非常に便利なシステムですね。

 上野駅では、有人改札の長蛇の列に並んだものの時間が心配になり、駅員さんに事情を話しスルー。どうやら常磐線も遅延しているようで21時30分発のときわには”ぎりぎり間に合ったかも”という状況。

 が、変更後のことでもあり予約したときわ81号に。これが、東海道新幹線の乗り継ぎを待ち約10分の遅延。これで湊線最終には間に合わず。

 JR勝田駅で不乗証明を受けていると、外国人さんが湊線への乗り継ぎについて駅員さんとやりとり。これは反省点です。普段使いのお客さまだとおそらくときわ車内で車掌さんに申し出て、湊線最終便について乗り継ぎの手配をするのですが、不慣れな、とくに外国人さんなどはそこまで気が付かず。

 今後、救済のために「若干の遅延=JRからの要請の有無にかかわらず、情報を受けたら一定時間の配慮」が必要なのかな、と感じました。実際、この日も鹿島臨海鉄道は接続を取っていました。

 最終便の接続改善、無賃送還、異常時のお客さま対応。学ぶことが多い1日となりました。