20日、所用のため仙台・一ノ関へ出張。
現地視察も兼ねて、あえて復路は高速バスを利用。
地元の方の話では「震災復興で道路が整備されたこともあり、バスの方が快適で便利、しかも安い。本数も多い」
実際、東北本線筋の仙台・一ノ関間もバスが1時間に1本~2本で1日片道17本の等時隔。それに対して鉄道は、片道14本で朝を除いて小牛田で乗り換え。
車両設備は、バスが観光タイプでWi-Fi完備。鉄道は、セミクロスシートのローカル仕様。
所要時間。バスが1時間30分(渋滞がなければ少々早く着きます)、鉄道が早朝便で1時間35分。こちらはほぼ互角です。
運賃。バスが片道1600円、往復利用できる2回券が2900円。鉄道は1690円。これは、あえてバスがこういう運賃設定をしたんでしょうね。
鉄道にできないバスのメリット。一ノ関でも仙台でも中心市街地にバスストップを設置。実際、一ノ関ではイオン前という停留所から10人ほどのご利用がありました。
では、鉄道の優位性は?やはり、定時性でしょうか。
正直、あそこまでバスが強いと思いませんでした。
鉄道のライバルはクルマじゃなくてバス?
小さなパイを奪い合うのではなく、なにか根本的な施策が必要なようです。