何かミスがあった時、「完璧な判断だったのに絶対あり得ないことが」ということはまずないんでしょうね。
3連休初日のお客さま誘導で改めて感じました。
国営ひたち海浜公園は、10月いっぱいでコキアカーニバルも終わり、閉園時間も30分繰り上がり。昨年度の事績を見てもシャトルバスのご利用はかなり少なくなるものと予想。阿字ヶ浦駅の係員配置を見送ることとしました。
が、結果は✕。
11月とは思えない好天に恵まれ、予想以上の多くのお客さまが。また、JR常磐線では、友部駅付近の踏切工事に伴う徐行で各列車勝田到着が1分前後の遅れ。
このため、普段の流れを勘案した特急列車からの乗り継ぎ時間(6~7分)が確保できなくなります。
また、勝田駅窓口での発券が間に買わない場合の着駅である阿字ヶ浦駅の精算も不可。
こうなると、勝田駅窓口で対応できるだけのお客さまだけにご利用いただくことになってしまいます。
おそらくこの日、感覚的に少なくみても50名以上のお客さまを逃してしまったと思われます。フリー乗車券1枚900円として約4万5千円。
もったいないですね。
さて、こういう事態は予想できなかった?
好天は前からニュースになっています。みんな出張に出ているのですから常磐線の徐行も周知のこと。しっかり状況を分析(というほどのことでもありませんが)すると、収入を逃すことは防ぎ得たと言えます。
これを反省材料かつ営業増進のノウハウとして蓄積し、延伸開業までの営業体制をしっかり固めていかなければいけませんね。
ひたちなか海浜鉄道、まだまだ伸びしろはあるようです。