海浜鉄道日誌

臨時特急対策 ちょっと工夫必要

 昨秋、今春と好評だった「蘇我とか八王子とか普段直通列車のないところから勝田に来る臨時特急」。今週及び来週末も運行されます。

 乗車率が高く、しかも今夏のように「夏の大洗ひたちなか号」なんてネーミングで大洗を強調しても圧倒的に勝田下車のお客さまが多いのが実情だそうですが、受け入れ側にまだ工夫の余地が。

 やはりこれら列車でお越しいただくお客さまの目的地は圧倒的に国営ひたち海浜公園。ところが「その次」の案内が不足していて「海浜公園は楽しかったけど時間が余っちゃった。帰りの予約も取っていたけど、早い時間に変更しよう。」というお客さまが目立つとか。

 もったいないですね。

 臨時特急の勝田到着は10時半前。帰りの発車時刻は16時過ぎ。6時間しっかり楽しんでいただくプランを練らなければいけません。

 海浜公園で2時間楽しんでいただくとして、バス移動も含め列車を降りてから勝田駅に戻るまで約3時間。勝田13時57分発の湊線で那珂湊へ(14時11分着)。那珂湊発15時29分の列車まで、移動時間を除くとおさかな市場の滞在時間は1時間弱。ちょっと厳しいですね。

 何らかの方法できちんとバス・湊線の時刻を告知して、効率的に廻ってもらえれば、勝田発13時17分の湊線を利用できておさかな市場も余裕を持ってお楽しみいただけるのですが。

 あ、秋にはコキアシャトルが走りますね。やっぱりバス→公園→シャトルバス→湊線フリーの周遊乗車券が必要かなあ。

 それなら最初から往復湊線の方が…。

 とにかく、せっかくのチャンス。活かしていかないと。

 いいお知恵があれば、頂戴いたします。