本年度の安全性向上工事のひとつ、勝田駅のJR線との渡り線撤去工事が進んでいます。
「直通運転をあきらめるのか」という声も少しだけ聞かれますが、現実問題として、現在の湊線の設備でJRからの列車乗り入れは不可能です。
逆に撤去によって異線進入の恐れがなくなり安全性が向上する他、乗り心地の向上や騒音軽減効果もあります。メリット大ですね。
では延伸後直通の需要が大きく伸びたとき、直通運転復活の可能性はあるのでしょうか。
まず長大編成に対応した駅設備等の改修、全線にわたる線路設備や信号・踏切施設の改修、電化対応、それに伴う乗務員の免許再取得…。
ちょっと実現は難しいようです。