海浜鉄道日誌

市新年賀詞交歓会 誤解も解かないと

 11日、令和4年ひたちなか市新春賀詞交歓会。

 こちらも2年ぶりの開催です。民鉄協と同じく飲食物はなし。(乾杯のペットボトルのお茶のみ)そして時間は1時間。

 もしかすると、こういった式次第のテンプレみたいなのがあるのかも。

 とにかくごあいさつや話題は、やはりコロナが中心。そして移転が決まったロック・イン・ジャパン・フェスティバルについて。これについては、経済損失が相当大きく、みなさん一様に「残念だなあ。」というニュアンス。

 その中で気になったのが「これで湊線延伸も厳しくなったのでは」というお話。

 風評とは、こわいものです。ちゃんと計算して誤解を解いておきましょうか。

 湊線は、最大3両編成で定員が300人。1時間3本の列車が運行できるので、1時間当たり900人の輸送力があります。

 ロックインジャパン開催を想定し往路3時間の輸送を行った場合の想定運輸収入は、往復単価1000円として、定員300人×3(1時間当たり)×3時間×1000円=270万円。これを4日間実施すると270万円×4日=1080万円。

 大きいとはいえ、延伸事業や会社の営業体制を揺るがす数字ではないですね(これで危なかったら、湊線は昨年コロナで終わっています)。

 ロック移転という事実のインパクトが大きすぎて、ちょっとナーバスな方向に考える人も出てきているようですが、ご安心いただければ。

 湊線は、これからみなさんと一緒にアフターロックの活性化策を練っていきたいと思います。