海浜鉄道日誌

民鉄協賀詞交歓会 鉄道の実情反映

 7日、日本民営鉄道協会新年賀詞交換会。

 2年ぶりの開催です。片隅に水が準備されているほかは、会場には飲食物なし。民鉄業界は、年を明けてもコロナ感染防止に細心の注意を払っています。(こういう状況ですので、いろいろお誘いいただく飲食を伴う会合等には欠席させていただいています。申し訳ありません。)

 1時間の限られた時間で、政界の主だった方からのご挨拶もいただきました。

 そのお話には、鉄道業界の現状と今後にかかるお話がたくさん。

 コロナは一段落と言いたいところだったが、再び警戒すべき段階に入ったこと。

 鉄道業界は、コロナ収束後も元の利用状況には戻らないと考えられること。

 そんな中、都市鉄道については、従来の超満員のラッシュを想定した現行の運賃制度は不備があること。

 地域鉄道については、さらに厳しい状況に追い込まれており、存亡の危機にあること。

 貴重な旅客輸送手段として鉄道を維持するため、こうした状況を乗り越えるべく国も努力していくことをお話しいただきました。

 ひととおり挨拶をいただいた後は、出席者同士で情報交換。これも勉強になります。

 寄らば大樹の陰。小さなひたちなか海浜鉄道もちょっと元気が出る思いになりました。