海浜鉄道日誌

鉄道 日常恋し

 6日、水戸市役所で会議があり、本当に久しぶりに常磐線普通電車にひと駅乗車。

 これが新鮮でした。通り慣れた区間のはずなのに…。

 12時40分の発車後、湊線キハ11-7が並走。そういえば発車時刻が同じでした。「都会みたいだな」(どこが)、とちょっと感動していると工機ホールディングス敷地内の林、さらに遊歩道や東屋など。「一気にローカルだな」

 林をしばらく進むと視界が開けて那珂川の橋梁。ぱっと明るくなります。眼下の道路を見て「あ、いつも通る道だ」と、また”ちょっと感動”。

 橋を渡ると桜川が並んで流れ、大洗鹿島線の高架が合流し、やがて水戸の市街地に。

 次々に移り変わる風景に見とれ、車内で読むようにダウンロードしておいた青空文庫は、読む間なし。

 車窓再発見の貴重なひとときとなりました。

 これがまた”通り慣れた区間”になっていかなければいけないんですね。

 日常恋し。がんばらないと。