海浜鉄道日誌

運輸政策セミナー 反響大

 もう10日以上前になりますが、10日、運輸政策研究所主催第77回運輸政策セミナーで少しお話の上、富山大学金山教授、えちぜん鉄道伊藤元常務とのディスカッションに参加させていただきました。

 「成功例は今回不要」ということで、ひたちなか海浜鉄道のこれまでの取り組みから延伸計画へのつなぎ、コロナは開業以来の営業努力を全て消し去ったこと、アフターコロナへの妙案はまだ浮かばないこと、など少々生々しいお話を約20分。その後、質問に答える形で3者でパネルディスカッションです。

 時節柄、リモート開催となりましたが、それもあってか参加者は900人超!

 メンバーもJR、大手から中小までの民鉄事業者、大学や研究機関の研究者、市民団体のみなさんなどそうそうたる顔ぶれ。

 お話し中にも、そのみなさんからどんどん質問が。答えきれない分は、宿題となりあらためて目を通すことに。

 終了後も、某新聞社からの取材申し込みがあったり、交通新聞に掲載されたりと、自分が思っていたよりずっと大きな反響に驚いています。

 地域鉄道とコロナ。関心が高いんですね。そして誰もが答えを出しあぐねているようです。

 今回のセミナーが、もしかすると課題解決の契機に?

 そうなると、素晴らしいのですが。