海浜鉄道日誌

文化財級駅舎 維持もたいへん というか…

那珂湊駅舎。

開業時にはもう完成していたはずですから、築約110年。

この文化財級の建物で、先日の大雨のときに乗務員点呼執務机の天井から雨漏り。

場所が場所だけに、懇意の業者さんに修繕をお願いしました。

酷暑の中のトタン屋根の下での作業、恐れ入ります。

結果。

軒先の雨どいが、(点呼台を含む)増築部分では屋根裏に入りこむ構造になっていて、それがどういうわけか点呼台の上部分で途切れ、そこから雨水がダダもれ状態になっている、とのこと。

なるほど、それなら雨漏りもするわけだ。

古い建物だし、これからは維持もますます大変になってきそうです。覚悟しないと。

って、雨どいを屋根裏に通して、なおかつ途中で終わりにするって、どういうこと?

なにか先人の深い思慮があったのでしょうか。

どなたか、気づくことがあれば教えていただきたく。