海浜鉄道日誌

クルマは便利 知っとかないと

地域鉄道事業者にとって、一番のそして巨大なライバルであるクルマの強さを常日頃から知っておくのは大切なこと。

今回、久しぶりにしっかり体感させていただきました。

緊急事態宣言も解除となり、20日は前橋で会議。

自分は、途中見学を入れながら鉄道での参加です。

この場合、那珂湊・前橋間というのは微妙。

勝田まで湊線、そこから友部まで常磐線、水戸線に乗り継いで小山、さらに両毛線をほぼ全線走破して前橋。

この間、全て普通列車。

前橋に14時30分ごろ到着するには、那珂湊発は遅くても10時22分発。所要時間は4時間強。

(途中桐生などを視察して向かうと、もっと早い時間になります。)

これが、クルマだと那珂湊駅から水戸大洗インターまで15分。

あとは、前橋南インターまで1時間30分少々。

前橋市街まで、ほぼ2時間です。お昼に出ても間に合うなあ。

コスト的には、高速料金が4000円少々かかるとはいえ、この圧倒的な時間差は厳しいですね。

しかも、途中SAで休憩できたり、目的の一つである他社路線の見学も自由にできたり。

帰りなど、17時過ぎに会議が終わって、鉄道利用だと那珂湊着が21時29分。

明日健康診断で遅い時間に食事ができないので(これは特殊事情か)、途中小山で乗り継ぎ時間を活用して吉野家でねぎ玉牛丼かきこみ。

クルマなら20時前に帰宅、ご飯を食べてゆっくり入浴、そろそろ寝ようか、という時間です。まあ、運転はちょっと疲れるけれど。

”それでも、鉄道が”という魅力は…。

それを探すのが、自分たちの使命なんでしょうね。

(でも、今回は極端な例とも言えますよ。念のため。)