10月の各駅現金収入は、対前年比77%。
かなり回復してきたとはいえ、「まだまだ」です。
観光のご利用については、昨年同様前半の週末は台風に見舞われ不調、後半ある程度挽回したものの完全回復までには至りませんでした。
半面、月初めの安定した収入を見ると、定期旅客など普段使いのご利用については、9割方回復しているものと思われます。
観光利用の少ない11月以降は落ち込みが若干小さくなるものと思われますが、この流れを汲むと、今後は令和元年度の8割くらいが旅客運輸収入の水準になってくるものと推測されます。
あらためて、業界で言われている「コロナ後も、前の姿には戻らないだろう」という説が身に染みて感じられます。
そろそろ年末。
来年度に向けて、実績を踏まえての経営戦略再構築が必要です。
厳しいですね。
でもまあ、どうにかなるか。