海浜鉄道日誌

民鉄協地方交通委 関東中小傾向は同じ

30日、日本民営鉄道協会第147回地方交通委員会。

その名のとおり地域鉄道事業者で構成される委員会は、各社の情報交換の場として貴重です。

この日は主催者からの要請があり、茨城県私鉄4社で行った県への支援要請についてお話し。

県内私鉄が共同で要請行動を行い、県がそれに応じたことは関心を呼んだようで、発言後の休憩時間帯には結構質問などをいただきました。

これからは、県単位の事業者協力が進んでいくかもしれません。

また、他社からは、沿線観光地に以前並みに人が戻ったものの鉄道が忌避される傾向にあり、まだ利用者回復には至っていない、との報告も。

関東圏の地域鉄道は、どこも同じ状況だということがわかります。

湊線も、あれだけ沿線道路が渋滞し、海浜公園に人が来ているのに、収入はまだ昨年比約1/2ですから。(昨年の国体特需を差し引いて考える必要はありますが)

同郷他社さんとは、これからこういった情報をさらに共有し、業績回復に向けて力を合わせていくことになりそうです。

頼りになる諸先輩方、よろしくお願いいたします。