海浜鉄道日誌

貸切団体受け入れ 今後のキーに

13日、びゅう主催の貸切ツアー受け入れ。

勝田駅までなごみを利用するちょっとリッチなツアー。

勝田到着後、キハ205を貸し切って全線試乗後、車庫見学。

好評だったようです。

参加者は48名。

蜜を避けるため、湊線ではキハ205に加えもう一両貸切車両を増結。

お帰りの貸切バスも2両。

これからの湊線にとって、こうした体験型ツアー、鉄道自体を売り物とするツアーが、収入回復の一つの手段になりそうです。

そう考えると、反省点も多々。

これまでひたちなか海浜鉄道は、皆さんからいただいたものや社独自のアイデアを素材のまま実施して経営改善をしてきたきらいがあります。

一言でいうと「ひと工夫が足りない。」

今回も、ツアー主催者の希望に応える形でキハ205乗車と車庫見学を楽しんでもらったのは、良し。

ただ、見た感じあまりにも事務的だったので、急遽最後に社長あいさつを挟み込み。

その中で、鉄道だけでなくひたちなか市全体の魅力をお話しするとともに「ぜひ、再訪を」とアピール。

これだけでもお客さまの受ける印象はずいぶん変わり、お帰りのバス乗車の際には「テレビ見ました。ぜひ記念撮影を。」と話しかけていただいたご夫婦も。

「最近テレビに出たかなあ」と思っていたら、鉄道発見伝のお話。

結構前の番組も、しっかり覚えていただいていることもわかり、これも今後の営業の参考に。

一つ一つの企画に、こうしてひと工夫を加えると顧客満足度も収入もアップしそうです。

(この日のグッズ売り上げも、もっと期待できたのになあ。)

淡泊さからの脱却。

湊線復活のキーですね。