海浜鉄道日誌

鮭放流感想文 夢と希望が

9日、勝田ライオンズクラブ5月第一例会。

クラブでは活動の一環として、中丸川(高田の鉄橋が架かっているあの川です)で採卵した鮭の卵を子どもたちに頒布、ふ化させた稚魚を放流する事業をもう10年以上続けています。

この日は、今年稚魚を放流した子どもたちの代表8名の感想文発表会でした。

命の誕生に感動、稚魚とのちょっとさびしい別れ、そして元気に育ってくれることへの祈り。

純粋な感性に、聞いている方もちょっとウルウル。

この稚魚たちのほんの少しだけが、4~5年後にがんばってまた高田の鉄橋をくぐって帰ってきます(全部帰ってきたら、えらいことになりますね)。

ここ数年は、放射能汚染の心配から食用にはできなかったそうですが、震災から8年経ち、クラブでは今年からはしっかりとセシウム残量を検査し安全を確認した上、最後に「命をいただく」ことまでプログラムに入れたい、との意向です。

一連の活動は、子どもたちの情操教育には持って来いですね。

そして、たくさん帰って来てくれれば、献上鮭の再来として名物にもなりそうです。

それ目当てに湊線にもたくさん人が来てくれたりして。

鮭の放流、夢が広がります。