海浜鉄道日誌

第一四半期 どうにかプラス

2018年度第一四半期(4~6月)の営業成績が確定しました。

営業収入は、前年比51万円4千円増(100.7%)。

定期外旅客は、シャトルバスの運行期間柔軟化により、ネモフィラの早咲きによるゴールデンウイークの国営ひたち海浜公園への観光輸送減を小さく抑えた上、6月が好調だったため、収入が8万円増(100.2%)、輸送人員が12万8千人増(100.8%)と、ぎりぎりながら前年水準を維持できました。

定期旅客は、通勤が収入が19万3千円減(97.8%)だったものの輸送人員は1千1百人増(102.5%)、通学は収入が25万4千円減(98.0%)で輸送人員は1千7百人減(98.3%)。通勤の収入と人員のギャップは、単価の低いお客さまが増えたことによります。

この結果、旅客運輸全体では収入が5,577万5千円となり、対前年36万8千円減(99.3%)とわずかに前年を下回りましたが、撮影協力料や広告料などの運輸雑収入がと前年比88万3千円増(106.4%)の1,473万円と好調で、営業収入全体でどうにか前年を上回る成績となりました。

輸送人員は全体で27万6千人。対前年441人増(100.2%)とこちらも前年を(ほんの)わずかに上回りました。

ほっとしますね。

でも経費では、原油価格の上昇で燃料費が76万5千円(26%増)など、頭痛のタネが。

増便によるシャトルバス代もかさんでいます。

まだまだがんばれ、ということですね。

昔、富山地鉄で習いました。「鉄道事業者は江戸時代の農民や。”生かさず殺さず”。」

身をもって感じております。