海浜鉄道日誌

淡路関空ライン 学び少々

26日、関西空港と淡路島洲本港を結ぶ淡路関空ラインに乗船。

10年前に休止となった航路を一般社団法人瀬戸内海島めぐり協会などがかかわって10年ぶりに復活させた、とのこと。

それが、昨年の7月9日。

開業時の新聞記事によれば、初日の利用者が延べ40人と決して多いとは言えず、この日も自分を含めた利用者は12人。

従業員はシニアの方ばかり。

連絡バスの案内をしていたかと思うと、そのまま乗船時の誘導に就くなど、効率的な作業内容のようです。

港も極めて簡素。

乗車券発売は船内で、さっきの乗船時の誘導の人が。

徹底した経費節減が行われているようです。

それでも、利用客12名では経営は厳しいものと想像されます。

が、瀬戸内への観光客誘致が第一の目的なのでしょう。

そういう面では、関西の空の玄関と島を直結する交通手段は貴重です。

便利に島に渡れたことを感謝するとともに、今後の健闘をお祈りします。

限られた人材の効率的活用、地域経済への貢献、その他合理化施策。

少々、学びをいただきました。