ひたちなか海浜鉄道は開業10周年。
輸送人員は、年間70万人台から100万人の大台へ。
安全対策については補助金交付を受け、赤字額も固定資産分の補助を受け、それでどうにか収支トントンまでこぎつけました。
世間ではローカル線は上下分離が普通という認識らしく「施設自前で収支均衡?大したものですね。」とは、某政界重鎮のお言葉。
みんなでぼちぼちがんばったら、褒めてもらえたな、というのが正直な気持ちです。
さて、今後10年。
学校が統合して駅ができて、延伸が実現して、保安・営業面で社内体制もさらに強固になって…。
でも、高校生の数が減り、沿線人口も減少、鉄道施設もだんだん古くなって、安全面の補助金だって頼りすぎるわけにはいかない方向へ。
で、自分の年齢が53。
そろそろ、この先を委ねる人材の育成も本腰を入れないと。
今後10年、簡単には読めません。
どうしましょうかねえ。