先日の山元町での物販。
ぬれ煎餅が完売でした。100個がたった1時間で。
その時は、ただありがたいなあ、としか感じませんでした。
が、落ち着いてみると鉄道事業者の欠点があらためてわかったような気がします。
商売の基本は、お客さまのほしいものを提供すること。
鉄道事業者は、卑下するわけではありませんが「お客さんを待っている」のが基本。
地域鉄道の危機が叫ばれてからは、いろいろな取り組みがなされて結果を出しているものもありますが、世間の商売と比べるとまだまだ甘い気がします。
ひたちなか海浜鉄道でもいろいろとグッズの開発が進んでいますが、とてもぬれ煎餅にはかないません。
湊線や地域に絡む商品は、どんどん開発が進んでいます。
芋レーヌ、多幸めし、那珂湊焼きそば、海藻に甘い石炭、フィナンシェに焼酎に…。
ただ「買って」「助けて」「告知したよ」では、生き残りにしのぎを削る他業界の方から「甘いね」と思われているに違いありません。
自己満足でなく、ちゃんとした商売を勉強することが必要なようです。