海浜鉄道日誌

正反対 型から入る丹鉄

12日、フォーラム「交通政策基本法の展開」(第15回)に参加しました。

今回は、京都丹後鉄道を抱える京都府政策企画部の村尾副部長のお話。

行政側から見たローカル鉄道対策が聴けるとあって、参加してみました。

参考になります。

上下分離を実施、老朽化した車両を「あかまつ」「あおまつ」等の車両に更新、さらに公共交通ネットワークの形成、他方「乗って守ろう」の限界を位置づけ。

われらが湊線は、市民と事業者により、施設すべてを事業者が保有、車両はそのままあるものを活用、ダイヤ改善等利便性の向上で普段使いの定期利用者の大幅増を実現。

まさに正反対の方向からのアプローチで活性化に取り組んでいます。

お話を聞く限りまだまお互いの距離は遠い感じですが、歩みを進めていつか双方の手が届いたとき、日本の地域鉄道と地域活性化の指針が出来そうです。

もっと議論を深めてみたいですね。ちょっとワクワクしてきました。

ところで、都市計画により整備した山陰本線の電化・高速化・複線化などの費用が300億円。これで輸送人員が倍増している、との報告も。

60億円というのは、安い投資なような気が…。