22日、運輸局からのお誘いがあり、シンポジウム「まちの快適空間づくりから考える公共交通」に参加しました。
ちょっと違った視点からの公共交通活性化。
いろいろと興味深いものがありましたが、いちばん印象に残ったのが土佐くろしお鉄道中村駅のリニューアルについて。
ます、依頼者が、外野の声はすべて抑え込んでコーディネーターにすべてを任せたこと。
これが「講演の場で発表する事案」であることに、地域交通活性化の一つの問題点が見えてきます。
また、従来の鉄道駅の概念を完全に覆した斬新な考え方に基づいて設計がなされたこと。
改札口の廃止、自動販売機の撤去、高校生にターゲットを絞ったサービス改善…。
依頼者(行政)が、しっかりとガードしないと、反対者が出て、頓挫したでしょうね。
自分でも、ここまで同調できるか自信がありません。
中村駅が遠く四国でなけば、すぐにでも見に行くところなのですが。
とにかく、革新的な駅だと思います。
あとは、これが地域活性化にきっちりと結びつくようにフォローが必要ですね。
そのあたり、地元の奮起を期待します。
成功事例として、ぜひ真似をさせていただきたいので。