海浜鉄道日誌

サマースクール修了 ちょっと過激だけれど

恒例のローカル鉄道・地域づくり大学サマースクールが、27日、無事終了しました。

約40名の受講生が集まり、準備した会場はどちらも手狭な状態で、あらためて鉄道と地域の活性化に悩む人たちが多いことが実感されました。

今年は、復旧が決まったJR只見線沿線から只見町観光まちづくり協会事務局長の酒井治子さんをお招き、また新幹線と並行在来線問題について中川大先生にもお話いただきました。2日目は、「ローカル鉄道を支える地元・行政に聞く」とテーマ付をして、市民と行政の立場からの貴重なお話も。

いずれのお話も興味深く、質疑応答は、時間制限を設けないと終わりがないのではないか、という感じで次々と手が。

初日の懇親会でも、お話が途切れることはなく、宴会解散後も、各部屋では夜を徹する勢いで論議が続いていました。

まあ、毎年のことではありますが。

最後には、若桜鉄道を退任した山田前社長を招いて「地域鉄道ホンネの話」。

皆さんに口止めをした上での、ちょっと過激なお話を展開しました。

地域鉄道活性化に向けて「なんでそんなことが…。でも実際避けることができない」メンタルな部分のお話を。

総じて、今年も手応えは十分感じられるスクールとなりました。

受講生の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

ひたちなか海浜鉄道は、また一歩前に進んだようです。