海浜鉄道日誌

阿字ヶ浦花火 ひとつ蓄積

7月31日、恒例の阿字ヶ浦花火大会が開催されました。

今年は、独特の気候に少々戸惑うとともに、来年以降の安定輸送へのノウハウをつかんだ年となりました。

この地域は、深い靄に包まれることがしばしばあります。

運悪く、それが当日阿字ヶ浦地域を直撃、靄が邪魔をしてせっかくの花火がはっきりみられない状況に。

それに夏場と思えない低温が重なって途中で会場を後にする見物客が続出、まだ帰りの輸送体制が整っていない阿字ヶ浦駅にお客さまが殺到する事態となりました。

どうにかみなさんにご乗車いただけましたが、混雑が激しく、かなり不快な思いをされたことと思います。

申し訳ないことをしました。

今年は、昨年の反省を生かし増結を早めに行い、さらに輸送力の大きい3710型を終了後に合わせる措置を取りました。

それをさらに上回る事態。

ここまでのことを想定しなければいけないんですね。

来年は、往路の輸送から3両の連結を行い、十分余裕を持ってご利用いただけるようにしなければいけません。

貴重な体験をさせていただきました。

ちなみに、ご利用状況は、天候不順にもかかわらず昨年並み。

ありがたいことです。