8日、関東鉄道協会の関東営業研究会でお話をさせていただきました。
若輩者が同業者のみなさんを前に、恐縮至極。緊張しながらの30分でした。
地域活性化や市民協働といた切り口と違って、営業的見地となるとやはり直接的な増収策になります。
ひとつは、年間通学定期について。
ただ利用者が増えた、というだけでなく、開業以来沿線高校の閉校、少子化、既存校の定員減、さらには消費税引き上げ時の運賃改定見送りなどの悪条件にもかかわらず、通学定期運賃収入は開業前年度の水準を維持していること、これには沿線各高校との連携や教育委員会の協力が後押しが背景にあることを報告しました。
また、定期外旅客については、国営ひたち海浜公園とのタイアップで大きく伸びていること、これをヒントにアクアワールド大洗との連携も効果を表し始めたことなどを。
公共交通機関とはいえ、やはり私企業。営利追求は至上命題です。
おかげさまで、かなり興味深く聞いていただけたようで、今後皆さんとより効果的に情報交換=お互いの活性化に期待ができる感じです。
同業者の皆さま、苦しいけれどがんばってまいりましょう。(いや、お助けを)