11日、日本民営鉄道協会第139回地方交通委員会が開かれました。
短い時間ですが、ちょっと事業者同士で情報交換などできたり、来賓で来ていただいた国土交通省の方からお話をいただけたりして、有意義な会議です。
行楽シーズンの週末がことごとくお天気が悪く「ことしは厳しいなあ」というのがひたちなか海浜鉄道。
が、秩父鉄道などは、これから本格的な紅葉シーズンが訪れるのでいくらかの挽回は可能だそうで、うらやましい限り。
他にも、研修会でお世話になった各地の社長さんなどとお話をすると、各社の事情がいろいろわかって参考になります。
国土交通省からは、最近の地域鉄道に対する国の方針について、かなり詳細にお話しいただきました。
資金力のない地域鉄道各社にとって負担が大きい車両の全般検査への補助(それだけに、国への要望が強かったものと推測されます)については特に時間を割いて。
事業者、国、地方自治体、そして市民の知恵と努力の集まり。
あらためて感じます。湊線の背景は「広く厚く深い」。