海浜鉄道日誌

夜間の潜在需要と特需 掘り起こし可能?

先日、男性のお客様からダイヤについて要望が一つ。

「お酒を飲む機会には、なるべく湊線を使うようにしている(ありがたいお話です)が、運転間隔40分だと、ちょっと待つのがつらい。少し増便ができないか。」

気持ちは、よくわかります。通勤通学時間帯並に増発すれば、列車が行ったばかりでも待ち時間は20分。「まあ、しょうがないから待とうか。」という感じになるでしょう。

潜在需要もいくらか見込まれます。

が、採算ラインに乗るかというと、「………。」

ちょっと腰が引けます。

ただ、花火大会やお祭りのときはどうでしょう。

ふだんご利用されないお客さまから見ると、20分間隔というのは使いやすいものと思われます。ぎりぎり「時刻表がなくても駅に行ってみよう。」という気持ちになっていただけるのでは。

また、常磐線は水戸方面からの最終便の勝田着が1時15分。

ここまで増発すれば、これまた、乗り継いでいただけるお客さまがいらっしゃる気もします。

元旦などは、本数を限って終夜運転もいいかも。

そろそろ現行ダイヤで頭打ちが見えてきた湊線。

新たな戦略を練る必要がありそうです。