22日、取締役会及び株主総会が開催され、平成27年度上期決算が承認されました。
輸送人員は、昨年度を9%上回り529,231人と初めて50万人を超えました。
営業収入も昨年度を6.5%上回る1億3799万6千円で、こちらも初めて1億3千万円を超えました。
当初見込み以上にお客さまにご利用いただきましたことに、深く感謝申し上げます。
今年特に良い傾向なのは、定期旅客と定期外旅客がいずれも増加しており、地元の皆さんと外からのお客さまにバランスよくご利用いただいていることでしょうか。
地元の皆さんには、ダイヤの改善やコミュニティバスとの接続改善などの経営努力をよくご理解いただき、通勤定期が輸送人員レベルで14.7%増と際立った伸びを示しています。
また、通学定期も少子化により全体の需要が細る中、輸送人員は前年の水準を保っています(対前年比100.8%)。
こうした底堅い地元のご利用に加え、国営ひたち海浜公園を主とした観光輸送などが好調で、定期外旅客は14.4%の伸びとなりました。
本年度は、増収分について安全保安対策の強化などにお金をかけるため、大きな収支改善は見込めませんが、これだけの成績は次年度以降の明るい希望につながります。
目標は、開業10年目での単年度黒字達成。
会社もがんばってまいります。より一層のご協力をよろしくお願いいたします。