海浜鉄道日誌

サミットとサマースクールに向けて② 地域公共交通総合研究所との比較

12日、両備グループが組織する一般財団法人地域公共交通総合研究所(長いので、以下「総研」と約します)主催の第3回シンポジウム「地域の足を守り 元気な街にするには今何をすべきか? 交通政策基本法・改正地域公共交通活性化再生法施行後の現場の問題解決を考える」に参加しました。

お題(これも長いなあ)を見てわかるとおり、我らがローカル鉄道・地域づくり大学(以下、「大学」)と目指すところは同じです。

誤解を招きそうですが、乱暴な表現で違いを表せば「総研は理論から入り、大学は実務から入る」といったところでしょうか。

4時間にもわたるシンポは、密度が濃く大変勉強になりましたが、私たちに自信をつけさせてくれたエピソードもいくつかありました。

阪大の土井先生のご提案「これからの人材育成も総研の課題としたら?」

おお、大学ではもうそこに着手して実績も上がっています。

名大の加藤先生の事例紹介「すでに危機を脱して、利用者増、賃上げなどを行っている事業者もある」

なるほど、それは好事例としてアピールしていいことなんですね。では早速、湊線も。

全体の雰囲気として「本当の市民協働が難しい」。

湊線は、ごく自然に協働し、しっかり実績が上がっています。

こうしてみると、全国で皆さんが悩んでいる地域交通活性化については、サマースクールに来ていただければ相当解決してしまうようです。

せっかくお勉強させていただいてので、今回のシンポで出された課題を念頭に置いて、サマースクールでのお話をもう一度精査してみたいと思います。

サミットもサマースクールも、まだまだ間に合います。

ぜひ、お申し込みを。